憂鬱な気分を吹き飛ばす香りベスト3
「香り」に憂鬱な気分を吹き飛ばす
抗うつ効果があるものがある事をご存じですか?
嗅覚が伝わる脳内の「大脳辺縁系」は、
自律神経系をつかさどる視床下部と連携しています。
自律神経は、心身のリラックスに関わるところ。
よい香りを嗅ぐと反射的に安らぐのは
このような伝達メカニズムにあります。
このメカニズムは男女関係ありませんので、
ぜひいい香りは男女共に取り入れて欲しいと思います。
よい香りを上手く取り入れるには
「アロマテラピー」が初心者の方にはオススメ。
やり方は簡単です
アロマポットと好きなアロマオイルを用意します
アロマポットの蓋を開けて
水とアロマオイルを2〜3滴入れます
あとは、スイッチを入れるだけで
スチームが出て、部屋中にいい香りが漂います
アロマオイルは他にも
ハンカチやマスクに数滴垂らして嗅いで使ったり
お風呂に6滴まで垂らして使う事も出来ます。
それでは実際、私も使って癒された
抗うつ効果のある香りベスト3をご紹介します。
1位は、知っている人が少ない香りかもしれませんが
かなり効果がありましたのでお伝えします。
第3位
「ラベンダー」
定番ですが・・・やはり癒されます。
憂鬱な気分をいやしたり、怒りを鎮める作用があります。
落ち着いた気分になる香りです。
「こんな症状が出たら危険!うつ病の初期症状 」にも書きましたが
そんな時に、枕に1滴オイルを垂らすととてもリラックス出来ます。
天然100%のラベンダーのアロマオイルです。
第2位
「ベルガモット」
柑橘系の香りで、紅茶のアールグレイの香り付けにも使われています。
ベルガモットはミカン科の植物というのもあり、
柑橘系らしい気持ちを持ち上げてくれる、元気系の香りです。
落ち込んでいる時にぴったりです。
アールグレイのお茶もとてもいい香りで飲みやすいです。
第2位と3位の「ベルガモット」と「ラベンダー」を合わせると
ちょっと落ち着いた感じになって、アロマポットなどで焚くと
お部屋がいい香りになって癒されます。
第1位
「フランキンセンス」
「フランキンセンス」は、聞き慣れない方もいるかもしれませんが
木から取った、樹脂系の香りです。
様々なストレスや緊張を和らげ、心に平和をもたらします
孤独を感じた時にも効く香りです。
こちらは、直接アロマショップで精油を嗅いで、
一目(嗅)惚れして知った香りです。
甘い匂いですが、少しスパイシーさもあって深みのある香りです。
病気中は、相当フランキンセンスにお世話になっていました。
瞑想にも使われる香りだそうで、
パニックに陥ったときに呼吸を整え、
気持ちを落ち着かせるのにもいいみたいです。
番外編
もともといくつかの香りがブレンドされたオイルもあります。
ロンドンのオーガニック認定を受けているブランド
ニールズヤードレメディーズの「リラクセ―ション」という
エッセンシャルオイルも良く焚いていました。
うつ病の症状として現れやすい「嗅覚」の問題
しかし、それを上手く使えばリラックスにつなげる事が出来ます。
もし、外出する元気が少しあればアロマオイルを扱っているお店に行って
実際嗅いでみるのもオススメです。
●生活の木
●ニールズヤードレメディーズ
●カリス成城
などが有名なアロマを扱っているお店です。
デパートでの取り扱いもあります。
選ぶ際の注意点は1つだけ、100%天然のオイルを選んで下さい。
それ以外は、本能に任せて自分の好きな香りを選んでください。
自分が「心地良い」と感じた香りは、
きっと闘病中の助けになってくれると思います。
参考にした本です