試行錯誤しながら、ママやってます!

うつ病完治➛妊娠出産→海外在住。人生何だか色々です。

抗うつ剤をやめたい!離脱症状を少なくする減薬の仕方

 

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離脱症状とは・・・

簡単に言うと「薬をやめる事で出てくる副作用」の事です。

 

出てくる離脱症状は、薬によっても人によっても違ってきます。

 

 

 

 この記事にも書きましたが

 

uzuenglish.hatenablog.com

 

私は 闘病中4年間ずっと抗うつ剤を飲んでいました。

 

 

ジェイゾロフト

ルジオミール

●レクサプロ

リフレックス

サインバルタ

の順で飲んできました。(時に2種類かぶることあり)

 

種類は違いますが

エビリファイ

も服用していました。

 

抗不安剤としては

デパス

レキソタン

 

睡眠薬には

マイスリー

 

を処方されていました。

 

 

この中で、離脱症状があったのは

 

サインバルタです。

 

この抗うつ剤ですが効き目が強く私の体には合っていたようなので

2年近く飲んでいました。

 

用量は、Max60mgです。

 

体調がかなり安定して良くなったので減薬をする事になり

主治医と話し合ってゆっくりと

おこなっていく事にしました。

 

 

サインバルタは、20mgと30mgのカプセルがあるので

まずは、50mg(-10mg)に減らしました。

 

減らして2日間ぐらい離脱症状が続きました。

私の場合は、頭痛でした。

あと、気持ちもかなり落ち込みました。

 

 

とりあえず、何もする気が起きなかったので

2日間、頭痛が収まるまではベッドで寝ていました。

 

 

その後、頭痛が収まって2週間が経った頃に

今度は40mg(-10mg)に挑戦。

 

前回と同じ症状が出ましたが、ゆっくり休みながら耐え

30mg→20mgまで減薬を行いました。

 

 

さて、ここからが本番です。

 

20mg→0mgへ

 

サインバルタはカプセルなので割れません。

なので、ここからは一気に0mgへ

これが私にとっての最後の一粒でした。

今まで飲んでいた薬を全てなくす事になるので

めちゃめちゃ怖かったです。

 

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0mgにして出てきた離脱症状

頭痛と目を動かすと脳がグラッと揺れた感じになる事でした。

 

いわゆる、シャンビリは出ませんでした。

*耳鳴りが「シャンシャン」と響き、手足が「ビリビリ」痺れること

 

立ち上がるとふらついた感じになるので

離脱症状がとれるまでは安静に・・・

減薬に集中するため、家事は一切放棄!(笑)

 

 

結果、3日間でおさまりました。

 

予想外に早くてびっくり!!

ネットの情報だと、サインバルタはきつい薬なので

離脱症状が1か月は続く、とか書かれていたのですが

意外にすんなりと止める事が出来ました。

 

多分ですが、すんなりいった理由は

相当ゆっくり減薬した事と、

体調が回復していて薬はもう必要ない体になっていたからだと思います。

 

 

私は、闘病、2年目ぐらいで「寛解」と言われましたが

その後、2年間は薬を飲み続けました。

*「寛解」・・・薬を飲んでいれば体調が安定している状態

 

何よりも、再発が怖かったので念には念を入れました。

抗うつ剤は、調子が良くなってもすぐには止めない方が

将来的に再発率が低くなるようです。

 

 

 

【減薬の仕方のまとめ】

●一回に減らす量は最小限に抑えて

何もなくても二週間はその用量を続ける

(場合によっては一か月ぐらい様子見もあり)

 

離脱症状が出そうな薬を減薬する時は

休みが取れそうなタイミングを見計らって行うのがよい

 

寛解後も最低半年は薬を飲み続けて体調を安定させる

 

●どうしても離脱症状が耐えられない時は

また薬を飲んでいいものとする

→理由:まだ治りきってなくて薬が必要な状況かもしれないので

 

●主治医の指示に従って勝手に薬をやめない

 

 あと、断薬中に一時的に気分の落ち込み等が出るかもしれませんが

それは体調の悪化やうつの再発ではなく、離脱症状である事も多いので

気にし過ぎないのがよいです。

 

上記の感じで行えば、比較的スムーズに減薬出来ると思います。

 

 

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