うつ病患者に言ってはいけない言葉ベスト5
周りの方にとって、うつ病患者には何て言葉をかけていいか
悩む事も多いと思います。
5つの言ってはいけない言葉を
自身がうつ病になった時の体験談とともにご紹介します。
「頑張って」
有名な言葉ですが、禁句中の禁句です。
うつ病患者は、十分に頑張り過ぎて病気になる事が多いです。
病気中にこのセリフを言われたら、もうこれ以上頑張れない自分を責めだして、
最悪、死を意識し始めるのでかなり危険なセリフです。
「気合いが足りない」もしくは「気合いを入れろ」
気力がなくなる病気で苦しんでるうつ病患者には
絶対に言ってはいけないセリフです。
うつ病患者は、自責の念も強いので、
こう言われて気合いが入らない自分を責め出し、
最悪死を意識し始める事もあります。
かく言う私はどちらかというと、病気前は
気合で何でも乗り越えようとするタイプでしたが、
それは元気だから出来た話ですし、病気を経て感じるのは、
世の中は「気合」とか「根性」とかで押し切れる物事だけでないなという事です。
「病気なんて気のせいだよ」
苦しんでる本人が聞くと突き放されているようにも感じてとても辛いセリフです。
うつ病は脳の病気ですし、治療はまず本人や周りが病気である事を
認めてからスタートするものです。
まずは症状を把握し、話を聞いてあげて下さいね。
「◯◯は真面目過ぎるからね」
この事は、本人は痛い程わかってます。
うつ病になる人は、真面目で責任感が強く頑張り過ぎる人が多いです。
そして、頑張り過ぎてガソリンが切れて病気になるのです。
そんな人に、あえて言わないであげて欲しいです。
例え事実でも・・・
治ってしまえば、心に余裕が出来て受け入れられる事も
病気中は辛い事も多いので、周りの方には本当に苦労をかけますが・・・
よろしくお願いします。
「甘えているから病気になったのだ」
このセリフは、全く逆です。
うつ病になるような人は、一人で何でも背負い込み、
責任感のもとで問題を抱え込んでしまう傾向があります。
大変な時に、周りに上手く甘えて仕事や悩みを分かち合えれば
深刻な状況にはならなかったかもしれません。
私も、過呼吸で職場で倒れたときに上司から
「何で悩んでるならもっと前に相談してくれなかったんだ。」
と言われました。無理して、笑っている事も多いので
周りが気づかない場合もあります。
このセリフは言わないであげて下さいね。
まとめると
●決めつける
●強要する
●突き放す
と言った言葉は避けた方がいいでしょう。
「寄り添って、受け入れて、共感して欲しい」
うつ病患者は、そう思っています。
「あなたは何も変わってないから大丈夫」
「ゆっくりと治していけばいいよ」
「側にいるから安心して」
このような言葉をかけられると、ホッと安心出来ると思います。
オススメの一冊です