試行錯誤しながら、ママやってます!

うつ病完治➛妊娠出産→海外在住。人生何だか色々です。

友人がうつ病になった時の接し方の基本

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仲の良かった友人が突然うつ病になったら

周りの方はどのように対応していいか悩む事も多いと思います。

 

うつ病患者に言ってはいけない言葉ベスト5 」

家族がうつ病になった時の接し方・してほしいたった1つの事

にも少し書きましたが、今回は「友人」としてうつ病患者にどう接するかをお伝えします。

 

基本は、上の二つの記事の内容が大切になりますが

友人と家族は、距離感も少し違うのでその辺りも踏まえて

お話出来ればと思います。

 

 

まず、うつ病患者が求めているのは基本的には

「これまでと同じ態度」です。

 

気を使いすぎて、病人扱いされ過ぎるとちょっと

辛かったりもします。

 

そして、病気であろうとなかろうと

「私は、何があってもあなたの友人です」

と伝えてあげて下さい。

 

この事が伝わると、うつ病患者は本当に安心します。

 

 

何よりもおびえているのが

「病気になった自分だと、友達でいてくれないのではないか」

「心の病気になったと思われて、嫌われるのではないか」

このような事です。

 

 

ただ、そうは言っても出来れば避けた方がいい対応もあります。

 

「気分転換に○○しよう」と言う

 

健康な人にとっては、何の問題もない言ってしまいがちな

セリフなのですが、この言葉はうつ病患者にとっては結構厳しいです。

 

まず、うつ病は「気分」の病気ではなくて「脳」の病気なので

気持ちの持ちようで解決する問題ではありません。

 

次に、体調が悪い事も多いですし、意欲も低下しているので

誘われても「よし、やってみよう」という気が起こりません。

 

私も

「○○に美味しいお店があるから行こう」

「○○で好きな展示をやってるから見に行こう」

「滝の流れているキレイな場所に行こう」

 

など、いろいろ言われましたが

せっかく言ってもらっても動けない自分が辛くなり

余計落ち込んだりもしました。

 

(完治した今となっては、心配して言ってくれていたのは十分にわかります。

いや~申し訳ないです^^;)

 

 

逆に嬉しかったのが、家や家の近くまで会いに来てくれた事です。

当時私は、ほとんど外出が出来ない程に重症だったので

傍に来てくれた事が凄く嬉しかったですし

その場で話を聞いてくれたのもとても感謝しています。

 

 

基本的には、「今まで通りに接してもらって大丈夫」ですので

怖がらずに、友達でいて下さいね。

 

 

本当に辛い時に、そばにいて優しくしてくれた人の事を

うつ病患者は決して忘れる事はないですし

大切にしようと心に誓うと思います。

 

 

英語のことわざで、まさにそうだと思ったものを紹介して

今回は終わろうと思います。

 

A friend in need is a friend indeed.

「まさかの時の友こそ真の友」

 

「in need」(必要とされる状況)と「indeed」(本当の)

でとても綺麗な韻を踏んでいる所も

お気に入りポイントだったりします(笑)

 

 

 

友人の方にも参考になる一冊です