悪夢は睡眠薬のせい?うつ病のせい?
うつ病になった初期の頃からよく眠れなくなりました。
休みたいのに、休めない状況はとても辛いですよね。
これは、寝つきを良くする薬です。
- 効果:脳の神経をしずめる作用があります。
- そして、不安や緊張感をほぐし気分をリラックスさせて、
- 自然に近い眠りに誘います。
確かに、1錠(5mg)を飲めば、す~っと知らない間に眠りに
ついていた感じです。
この睡眠薬は、ほぼ4年間処方されましたが
最後の方は頓服として、寝つきの悪い時だけ使っていました。
仕事復帰して、活動量が増えてくれば寝られる日も増えてきました。
この薬による離脱症状はなかったです。
ただ、この薬のせいなのか・・・
うつ病のせいなのかはわかりませんが、
闘病中は、相当悪夢を見ました。
人が死んだり、自分が殺される夢だったり・・・
そんな夢を見ているので、叫んだり、うなされてたり
していたようです。寝汗も沢山かいていました。
眠りには「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」というのがあって
覚えている夢を見るのは眠りが浅い「レム睡眠」の時と言われています。
「レム睡眠」時には、脳が活発に動いていて
脳が一日に蓄えた大量の情報を短時間で整理していると言われています。
恐らく、夢を通じて嫌な記憶を整理していたんだと思います。
闘病を始めた頃の夢のほとんどが仕事関係の夢でしたので・・・
<参照>私はこんな感じでうつ病を発症しました
ただ、1年もすると不思議な現象が起きました。
夢を見ながら「これは夢だから大丈夫!」と思っている
自分が出てきたのです。
目の前で、人が殺されていても、客観的に見ている感じです。
あまりにも毎日、悪夢しか見ないので脳も嫌になったのでしょう(笑)
こういう風な自分が出てきてからは寝るのも少し楽になりました。
ちなみに、完治した現在ですが悪夢はほとんど見なくなりました。
夢自体も見る事が減ったので、ゆっくり休めているのだなと思います。
うつ病の改善とともに、いろいろな事が気にならなくなってきました。
一歩一歩治してここまでこれた事に感謝しています。